入院は1回で大きな医療費が発生します。何が対象で何が対象外か を整理します。
対象になる入院費用
- 入院基本料・治療費
- 入院中の食事代(病院が提供する標準的なもの)
- 手術料・麻酔料
- 検査・X線
- 薬剤費
- 退院時の処方薬
- 入院・退院時のタクシー代(やむを得ない場合)
対象外
- 差額ベッド代(個室代):本人や家族の希望で個室にした場合は対象外。医師の指示による隔離・治療上必要な場合は対象
- 入院中のテレビ・冷蔵庫・売店利用料
- パジャマやタオルなどの生活用品
- 見舞客の交通費・宿泊費
高額療養費は差し引く
入院は健康保険の高額療養費制度が適用されることが多いです。受け取った還付金は医療費控除の計算で差し引きます。
控除対象 = 自己負担額 − 高額療養費還付金 − 入院給付金等
民間の入院給付金は補填金
民間の医療保険から入院給付金を受け取った場合、入院費用の合計から差し引きます。ただし、入院給付金が入院費用を超える場合でも、超過分を他の医療費から差し引く必要はありません。
例:入院費30万円、入院給付金50万円の場合
- 入院費からの控除対象 = 0円(給付が上回るため)
- 他の医療費(通院・歯科など)はそのまま控除対象
退院後の通院も含める
退院後のリハビリ通院や薬剤費も同じ年内であれば医療費控除の対象です。通院交通費の記録を忘れずに(通院交通費の記事)。
領収書の自動集計
入院費用は明細が複雑で、保険給付金の差し引きを忘れがちです。本サービスは AI が自動で集計し、保険給付の入力欄も用意しています。